Floreat Athena FC

パースでの生活も残すところあと3日となったので、せっかくなので今シーズンお世話になったサッカークラブFloreat Athena FCについて紹介したいと思います。

Floreat Athena FCはオーストラリアのウエスタンオーストラリア州ナショナルプレミアリーグに所属するクラブです。

ナショナルプレミアリーグというのはオーストラリアのサッカーリーグのピラミッドで言うと上から二番目に位置するリーグです。日本で言えばJ2と同じ、と言うと正確ではないのですが上から二番目という意味では同じなので、そういうことにしておいてください。

ちなみに元日本代表で、元鹿島アントラーズの田代有三選手も、地域は違いますが、ナショナルプレミアリーグでプレーしています。

ここらへんのリーグの違いは別の機会に改めて紹介したいと思います。

 

我がクラブに話を戻すと、

Floreat Athena FCは1951年に設立されたギリシャ人コミュニティーから派生したクラブです。だからチーム名がアテナと入っているみたいです。

オーストラリアは移民でできた国なので、各クラブが異なる国のバックグラウンドを持っています。私の所属するウェスタンオーストラリア州で言えば、イタリア、マケドニア、イギリス、ポーランドなど様々です。

もちろんサッカーチーム自体にはそこまでバックグラウンドは関係ないのですが、その国と関わりのある選手が優遇されるというのはどのチームでもあるようです。そこらへんのコネというか派閥社会というのは世界共通のようです。

ちなみに、チーム自体に国籍は関係ないのですが、クラブの偉い人達はほぼ全員がその国の出身の人たちです。

もちろんこのシステムには問題点も多いのですが、文化を守るという意味ではとても大事なことだと個人的には思っています。

例えば、シーズンの初めの頃、ホームゲームが行われるときにテクニカルダイレクターの人にギリシャコーヒーをごちそうになって、飲み終わったあとのコーヒーのあとで占いができると教えてもらい、改めてギリシャのチームにいるんだなと実感したりしました。

そういうことをもっと積極的に出身関係なく子供たちに紹介していけば、より選手がクラブに愛情をそそぐことができるようになると思うのですが、クラブ自体はあんまりそういうことには興味がないようです。

運営側は育成には興味がないようなので、ジュニアチームの運営はあまりよいとは言えませんが、一人ひとりはとても優しくいい人達です。

また、うちのスタジアムは10,000人収容とウェスタンオーストラリアでは一番の収容人数を誇るそうです。おそらくスタンド以外の立ち見も含めてだとは思いますが。

Wikipediaによると昔は5,000~10,000の観客が訪れていたそうです。

今でもライバルチームとの試合は怒号が飛び交うほど盛り上がっています。

ウェスタンオーストラリアは、ラグビーやAFLの人気が強くサッカー人気がない地域と呼ばれていますが、それでもサッカーは地域文化と強く結びついており、日本よりも文化的側面からいえば成熟していると思います。

文化を感じられるので、オーストラリアに来る機会があったらナショナルプレミアリーグの試合を観に行くことをおすすめします。

 

トップ画像はメインスタンドです。ボロいと見るか趣があると見るかはあなた次第。

左は、クラブハウスのバー。ここで日本対オーストラリア戦を観戦。

右は、クラブハウスの廊下。昔の写真や、メンバーの名前が刻まれたプレートなど、歴史を感じます。

下は、ピッチ。シーズンの序盤はジュニアの試合もここで開催。

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