初対外試合

今日は新チームでの初の対外試合でした。

相手はフィジーで開催される大会に参加するために集められた選抜チームでした。

選抜と言っても、サッカーの大会等の遠征などを手がける会社が主催しており、参加するのためには遠征費などでかなりお金を払う必要があるので日本で言う選抜チームとはだいぶ意味合いが違うのですが。

オーストラリアのサッカーシーズンが短いため、オフシーズンにはこういったプライベートな大会に参加するか、サッカースクールのようなものがよく行われています。

これがオーストラリアのサッカー文化の一つの特徴だと思います。

その弊害として

  • ユース年代でもチームの活動に集中できない
  • 高額な費用がかかる
  • 選手が自分のレベルを勘違いしてしまう

などがあります。

費用に関しては、さらにオーストラリア独特の問題があり、

サッカー以外にもラグビー、オーストラリアンフットボール(AFL)、クリケットなどがあり、

費用があまりかからないスポーツに優秀な選手が取られてしまう可能性があります。

そして、「選手が勘違いしてしまう」というのは、オーストラリアの多くのサッカースクールは、

セレクションを行い、そこで合格した選手が参加できる形なのですが、もちろん参加者が多い方が収益も大きくなるのでほとんどの選手が合格する、もしくはハードルがだいぶ低いです。

その結果、多くの選手がセレクションに合格し、自分は優れていると思いこんでしまい、ハングリー精神が足りない選手が多いように感じます。

 

と、オーストラリアのプライベートチームについての説明が長くなりましが、とにかくそういったチームと今日は試合を行いました。

結果は4-0(もしくはそれ以上)で勝ちました。

基本的に試合中に得点を数えるのが苦手なので、途中でアシスタントコーチに教えてもらったスコアが4-0で、そのあった2点入ったような入ってないような笑

相手は即席チームで、ウチも戦術練習をほとんどしてない状態なのでスコアは重要ではないのですが、木曜日のU20との練習試合よりはだいぶよくなったのかなという印象です。

なにより問題が明確になったことが一番の収穫でした。

今の段階でのチームの問題は「攻撃のときにポジションチェンジをし過ぎること」と「ディフェンス、中盤で相手を交わすことが多いこと」です。

ポジションチェンジは、マークを外す動きがまだ身体に身についていないため、マークをされている状態だとポジションチェンジによってしかマークを外すことができず、どんどんポジションがめちゃくちゃになってしまい、余計な体力を消費してしまいます。

相手を交わすことが多いというのは、オーストラリア全体としてディフェンスのレベルが異常に低いので相手を交わすことが習慣となってしまっています。

そのため、本来相手が寄せる前にボールを離さなければいけないところで、判断が遅れてしまっても簡単に相手を交わすことができます。そして、そういったプレーは見栄えがいいので見ている保護者や選手、コーチまでもが褒めてしまいます。

そのため、試合後に「相手を交わすのは気持ちいいかもしれないけど、それは上のレベルでは通用しない。良いプレーヤーは交わさざる得ない状況を作らないよ」と言うようなことを伝えました。

 

そして、「試合の臨み方」という点がもう一つの課題だったのですが、まだまだ無駄なおしゃべりやリラックスムードが強かったです。試合後の雰囲気を見ても、物足りないものを感じました。

どうしたらもっと真剣になってくれるのか、理由は説明しているのですが、理屈ではなく感じてもらうにはどうしたらいいのかが今後の課題です。