サッカー留学・仲介ビジネスについての個人的見解

来週からプレシーズン始まるタイミングで関係なことを考えてる場合じゃないんだけど、前から気になっていたことがTwitterで流れてきたので、この機会に今の考えを残しておこうと思います。

サッカー留学ビジネスについて。
海外でサッカーに携わっている人間なら誰しもが考えるであろうビジネス。実際、自分も考えた時期はありました。

まず、自分の経験談

昔、イングランドコーチ留学の説明会に行ったら、ライセンス(レベル1,2)取得費用が年間250万(生活費、住居費抜き)と聞いて絶望。
数年後、自分で全部手配したらコーチングコース費用はレベル1,2合計で10万弱。語学学校は1年で40万弱。計50万弱。

 

イングランドとオーストラリアは、どちらも選手募集は普通にホームページで公表されている。オーストラリアに関しては二部(セミプロ)レベルでもサッカー協会のホームページにまとめて掲載されている。
実際、イングランドにいたときは英語全然話せなかったけど、自分で指導するチームもプレーするチーム(アマチュア)もすぐ見つかった。(指導の方は英語力の問題で辞退)
オーストラリアでは、育成年代では最上位のナショナル・プレミアリーグで監督させてもらえるチームも見つけた。

 

留学エージェントの必要性

以上の経験から、個人的にはエージェントは不要だと思う。
でも、自分で全部やるとその分時間がかかるし、留学プランには個人では実現難しいことも含まれている場合があるので、お金があるのならば利用する価値はあると思う。実際、自分でやってめちゃくちゃ時間を無駄にした感は否めない。

それと同時に、海外でチャレンジしようとしている人達がいきなり日本人を頼ろうとすることにも違和感を覚える。
プレーヤーは自分のプレーを観てもらえばいいだけじゃないの?と思ってしまう。もしかしたら、最初は相場より低い条件になってしまうかもしれないけど、結果を出せば他からもオファーが来て、相場が見えてくると思う。(経験ないから、これは勝手な想像だけど)

 

指導者はいずれにしろある程度の語学力無いと、意味のある指導も勉強もできないと思う。海外で指導していく気がないのなら海外でライセンスを取る必要はないと思う。海外の指導現場を見たいのなら短期間の研修で十分。その場合は、エージェントを利用しないと難しいけど。
まぁ日本で上位ライセンス取得が難しいから、海外のを取得したいというのはあるけど、そもそも日本はプロチーム以外は指導者ライセンスをそんなに意識してないような気もするし、ヨーロッパのライセンスはJFAに認めてもらえないとも聞く。

 

エージェントがエージェントをする理由

 

海外で指導者としてやっていくには収入とビザが必要なのは間違いない。たぶん、それが多くの日本人指導者が留学ビジネスに関わっている理由だと勝手に推測している。
日本人が海外で指導者としてビザを取得して、食っていけるだけの収入を得るというのはヨーロッパでも難しいんだと思う。その理由に、あるコーチ留学斡旋会社の代表の方は、現役指導者でありながらコーチ留学ビジネスを起こしている。
昔、少しだけ自分でビジネス立ち上げようとしたことあるからわかるけど、会社を持つというのは想像異常に精神的負担が大きい。だから、ただでさえ色々考えることが多いコーチ業の副業としてやるには本業が疎かになるリスクがある。そういうリスクを冒してまでビジネスを起こさなければいけない理由があるんだと思う。ものすごく器用な人なだけなのかもしれないけど。

 

結論

 

留学エージェントを求めてる人もいるし、それを提供したい人もいる。だから、全然悪いことではない。
お金があるのであればエージェントを利用すると便利。エージェント側も、自分みたいにサッカーに関係ないバイトしたりするよりはサッカーに関連してる仕事だからやりがいはあると思う。

 

それでも、
留学事業を始める人は大抵その国で自分でチームを探した経験がある人。ということはエージェントがいなくてもなんとかなるのは知ってる人。それを知ってる上で、同じ目的を持ってる人たちを相手にビジネスをしてしまうというのに抵抗がある。サポートがしたいだけなら大々的にビジネスにする必要はない。
なにより、サッカービジネスに手を出してしまうと、サッカーをビジネス目線で見ざるをえなくなるので、指導者としての立場を保つのが難しい気がしてしまう。

もちろん、現在は留学ビジネスがメインで、副業または趣味でコーチしてるなら納得だけど。

 

合理的に考えれば、留学ビジネスはあり。精神論で言えば、好きじゃない。

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